熱中症について2(塩分編) 

2017年08月5日

  こんにちは。

京都市山科区のじじゅう接骨院院長の次重です。

 

 今日は夏の塩分摂取の重要性について話したいと思います 。

 

 和食はヘルシーだと思われていますが、その唯一の弱点が塩分の量が多いことなどと言われます。

 

 以下に様々な数値をまず並べてみます。

出来るだけイメージしやすいように大雑把な値であることをご理解ください。

 

 日本人の一日あたりの平均塩分摂取量男性11g

 日本人の一日あたりの平均塩分摂取量  10g

 日本人の一日あたりの平均塩分摂取量女性  9g

 厚生労働省の一日あたりの目標値 男性   8g

                                                  女性     7g

高血圧学会の一日あたりの塩分摂取量推奨値  6g未満

who の一日の塩分量の目標値        5g 未満です 。

 

 これを見れば日本人は過剰摂取と言われても仕方がないでしょう。

但し上記は季節や職業などを考慮していない数値です。

 

 話を日本の夏に戻しますと体温を下げるためには発汗が欠かせません。

 ですから水分をたくさん取ることはとても重要ですが塩分も同様です。 

 発汗によって失われる塩分量をイメージしてみたいと思います。

 どの程度の塩分が汗に含まれているのかですが

だいたい汗の0.9%から0.3%の間と言われています。

何故0.9%なのかと言いますと体液の濃度が塩分0.9%だからです。

 つまり上手に汗がかけないと体液の濃度の塩分がそのまま外に出ていってしまうという事になります。

例えば1日平均9gの塩分をとっているとすると汗1リットルから3リットルでその塩分を流してしまうことになります。

 

 ちなみに美味しいと感じるお味噌汁は、大体0.9% 人間の体液と同じ濃度です。

 OS-1など経口補水液は、ざっと0.3%、ポカリスエットなどスポーツドリンクは同じく0.1%です。

 あるお医者さんの講義を聞いていてなるほどと思ったことがありました。

「僕たちの子供の頃(昭和30年代?) 夏、外で 野球してコテンってひっくり返るでしょ。 そんな時ラーメン一杯食べるとすぐに生き返る。」

 確かにそういう経験はありました。「 暑い時に熱いものを食べると良いよ」とよく親に言われましたが、もしかしたら塩分も良かったのかもしれないですね。

 健康な人であれば多少の過剰摂取はおしっこが濃くなるだけと言う ことになります。

人間には恒常性と呼ばれる内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする働きがあるからです。

 但し、塩の過剰摂取に反応するタイプの高血圧が一定の割合あることも確かです。

 塩分が高血圧に関係するかどうかは遺伝的要因も多いです。

ですから夏場に少し塩分を増やすにしてもお医者さんに相談してみてください。

 熱中症のもう一つ問題は 暑さ寒さの感覚がすごく個人差があるということです その点については次回お話ししたいと思います。