体に酸素が足りていますか?

2018年02月20日

 

こんにちは。

京都市山科区のじじゅう接骨院院長の次重です。

 今回は「体に酸素が足りていますか?」というお話です。


水や栄養素など、体に取り入れなくてはならないものはたくさんあります。
しかし酸素は5分もたたられると 命を保つことができません。
 ですから窒息や、激しい運動した時など急に酸素が不足すると、とても苦しいわけです。

 しかし徐々に酸素が不足していった場合はどうでしょうか?
航空自衛隊の基地や、JAXAには、低圧訓練室装置(チャンバー)と呼ばれるものがあります。  これはパイロットなどが受ける訓練の装置です。
訓練とは言ってもどちらかと言えば、実際に、低圧または低酸素になったとき人はどのような反応するかを体験しておくことに意味がありそうです。

 低酸素に陥った時、倦怠感、脱力感、視覚障害、思考力の低下、手指の痙攣などの反応が起こりますが、窒息とは違い苦しい感覚はほとんどありません。
ですから、危険なのです。
 かつて気球で、どこまで高く上がれるか世界的に競争をしていた時代があります。
1875年のことです。3つの酸素入りの風船を積んだ気球が3人を乗せて飛び立ちました。
酸素を節約したかったので、苦しくなったら吸えばよいと考えていたのです。

 ところが実際は、先述したように何となく酒に酔う多様な気持ち良かったり、だるかったりしていつの間にか意識を失ってしまうのです。
結局、2人は死亡してしまいました。

 酸欠に特に弱いのが、脳です。
体が酸欠にならないように整体などで体を整えておくことが重要だと思います。