「サッカーファンは幸せになれない」

2018年07月15日

こんにちは。

 京都市山科区じじゅう接骨院の院長の次重です。

 今日は「サッカーファンは幸せになれない」というお話です。

 皆様もご存知かもしれませんが、少し前にイギリスのサセックス大学の研究者が、なんと3万2千人に対し300万件以上の回答を集め、試合後の気分の変化を分析したのです。

Football makes fans less happy : News and events : Research at Sussex : University of Sussex

 分析結果から示唆されているのは「サッカーファンであることの累積的影響は、圧倒的に負である。」ことです。

 曰く、贔屓のチーム負けた時の、幸福度の低下は、勝利した時の幸福度の上昇の約2倍に上るそうです。

 実際にスタジアムに足を運んだケースでは、勝利の幸福度の上昇が、3~4倍に上るそうですが、負けた時の幸福度の低下は、それをさらに上回るそうです。

 これはサッカーでのお話ですが、他のスポーツにも当てはまるような気がします。

 例えば、野球でもそうです。私事ですが、贔屓のチームは以前、万年Bクラスでしたがここ数年調子がいいです。

 それでも勝った時の喜びは、負けた時のモヤモヤ感を上回ることができない気がします。

 子供のころからのファンなので、余計にそう思うのかもしれません。

 時々、サッカーでも野球でも、「贔屓のチームはないけれど、観戦することが好き。」という方がいますが、心底羨ましく思います。

 昨夜、テニスのウィンブルドン大会で「ジョコビッチVSナダル」戦をやっていましたが、これは大変面白い試合で、冷静に楽しむことが出来ました。

 しかし、例えばここに錦織圭選手が絡んできたりしますと、そうはいきません。

 いずれにしても、スポーツ観戦でストレスを溜めることは、体の調子を悪化させることにもなりかねません。

 あまり、熱狂的になりすぎないように気を付けたいものですね。自戒を込めて。