膝痛「老化ですね。」
2017年08月30日
こんにちは。
京都市山科区のじじゅう接骨院院長の次重です。
今日は膝痛に関して
2.日常的な膝の酷使や加齢による老化を主な原因とするもの。
について考えます。
当院の患者さんでお医者さんに「老化ですね。」と言われたと憤慨される方が膝痛に限らず少なくありません。若いお医者さんなら尚更でしょうね。
しかし膝痛の場合、お医者さんがおっしゃることは正しいです。
どうですか、がっかりしましたか。
今からその理由をご説明します。
膝の関節は構造上捻られるようにできていません。
体を捻る場合、背骨、股関節、足関節、肋骨、肩甲骨などをうまく使わなくてはなりません。
しかし老化によりそれらが本来あるべき位置から外れ、また硬くなると連動できなくなります。
そして本来ねじれてはいけない膝がねじれ、膝痛を起こしてしまうのです。
例えば仰向けに寝て 図の様なストレッチをした場合 若さがある人は肩(黄色〇印)が上がりません。
しかし下の図はいかがでしょうか。
曲げた脚を反対側に下ろすにつれ肩(黄色〇印)が上がってきてしまいます。
これが「老化ですね。」の正体だと考えています。
この状態で、後ろから呼び止められたらいかがでしょうか。
膝が捻じれて、膝痛が発生しそうではないでしょうか。
若い体 ≒ 捻ることが出来る体(捻じれてしまった体ではない。)
そう考えられます。
次回は、このストレッチのコツ。
また、五十肩についてお話します。